本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2026年は60年に1度の丙午です。
情報のアップデートが繰り返される現代において、かつてのような出生率の激減が起こるかどうかは分かりません。しかし、私たちがこの「丙午」という文化的事象から受け取るべき教訓は、迷信の是非そのものではないはずです。
それは、「私たちは目に見えない流れや言葉に、どう向き合うか」という問いです。
かつて人々が恐れた「激しい気性」や「強いエネルギー」は、現代社会においては「リーダーシップ」や「自己主張」、あるいは「現状を打破する突破力」と言い換えることができます。周囲に同調することを美徳とする時代から、個の輝きが尊重される時代へ。そう考えれば、丙午の持つ「火」の性質は、むしろこれからの不透明な時代を照らす希望の灯火(ともしび)になり得るのではないでしょうか。
丙午は、単なる暦の巡り合わせに過ぎません。しかし、そこに物語を見出し、畏れ、敬ってきたのは人間です。
2026年の丙午を迎えるとき、私たちはそれを「避けるべき不吉」としてではなく、「停滞した空気を焼き尽くし、新しい時代を疾走するためのエネルギー」として祝福したいものです。
写真は今年の1月2日の東京の神田明神の様子です。神馬がいる神社で有名ですが今年は丙午ということもあり例年の3倍はご参拝されていました。
執行役員 上浦

