岸田さんは弟さんがダウン症で、そのつれづれをエッセイにして発表している作家さんです。
誰かに頑張れとエールを送るというよりも、そっと隣に座って寄り添うような、そんな言葉がちりばめられています。
とても優しい弟さんのガラスのような繊細な心、
トラブルがあり言われない疑いをかけられても言葉で表出できないくやしさに
目に涙をいっぱいためてこらえる描写に胸がギュっとなります。
介護現場にいても相手の言葉にならない想いを
感じ取ること、小さな変化に気づくこと、
そんな静かに寄り添う時間が誰か安心につながり、
誰かの一日をそっと支えていることもあると考えています。
みんなの背中をそっと温めるような日々の積み重ねをこれからも続けていきたい管理者なのである。
街かどデイサービス管理者
